新しい商品やサービスの売れ行きは事前PRの段階で決まってしまうと言われるほど、企業PRと業績アップは切り離せない関係になっています。

企業PRには大きく、消費者へのアプローチと、企業やメディアへのアプローチのふたつの側面があります。消費者へのアプローチとしてはテレビCMやウェブ広告等があり、比較的見えやすいのではないでしょうか。

一方、企業やメディアへのアプローチとしてはプレスリリースが代表的な手法であり、日本においては「企業の新商品やサービスをメディア向けに広く訴えるための広報資料」として位置づけられています。

企業側としては、より拡散力の高いメディアに向けてプレスリリースを流し、できるかぎりたくさんのライターに記事を書いてもらうことで一般的なユーザーにも企業情報を広め、売り上げアップにつなげるという目的があります。

そのため、プレスリリースも広い意味では消費者へのアプローチと言えますが、メインターゲットという点では明確な違いがあります。